【保存版】スピルバーグ監督、映画人気ランキング
スティーヴン・スピルバーグ監督特集
スピルバーグ監督を支えた『ジョン・ウィリアムズ』を知ってますか?いろんな有名な映画音楽を担当している彼ですが、スピルバーグ監督の作品も多く担当してます。
映画界の巨匠「スティーヴン・スピルバーグ監督の作品特集」をやっていて、久しぶりに彼の作品を片っ端からほぼ全ての鑑賞したので、今回はスピルバーグ監督の映画人気ランキングを紹介したいと思います。
きっと見返したくなる作品・見てみたい作品があるはず!
スティーブン・スピルバーグ監督とは?
ハリウッド映画と言えばスピルバーグ作品を思い浮かべる人が多いほどまさにハリウッドを代表する名監督。
出典: matome.never.jp
スピルバーグ監督、人気トップ10作品
10位『E.T.』
評価:A 3.9
- 地球に取り残された異星人と子どもたちの交流を描いたスティーブン・スピルバーグ監督による大ヒットSFファンタジー。
- アメリカのとある森に、地球の植物を調査するため宇宙船が飛来する。人間たちの追跡が迫り、宇宙船は逃げるように飛び去りが、その際に1人の異星人が取り残されてしまう。森のそばに暮らす少年エリオットは、その異星人と出会い家にかくまう。兄と妹を巻き込み、E.T.と名づけた異星人と交流を深めていく…。
多くの観客が、エイリアンがエリオットと自転車で飛び、故郷の星に帰るシーンは有名ですよね。スピルバーグをハリウッドにおける最も成功した監督として決定づけた作品の一つだと言えるんじゃないでしょうか。
9位『ジュラシック・パーク』
評価:A 4.01
- 最新のバイオ・テクノロジーによって現代に甦った恐竜たちを小さな島で放し飼いにしているテーマ・パークが、完全制御の不備によりおちいるパニックを描くSFドラマ。
- 出演は「透明人間(1992)」のサム・ニール、「ランブリング・ローズ」のローラ・ダーン、「ディープ・カバー」のジェフ・ゴールドブラム、「チャーリー」の監督、リチャード・アッテンボロー、テレビ出演のアリアナ・リチャーズ、「ラジオ・フライヤー」のジョセフ・マゼロなど。
映画の真の主人公は恐竜たちだと気づいたスピルバーグは、サム・ニールとジェフ・ゴールドブラムのほかに知名度のある俳優はキャスティングしなかったそうです。
1993年のCGI技術はまだ相対的に粗かったはず。でも、スピルバーグのチームは後々まで語られるほど、背筋の凍るシーンを描いてみせたところが本当にスゴイ!
ちなみに、『ジュラシック・パーク III』は駄作という世間評価でしたが、『ジュラシック・ワールド』は、世界興行収入は歴代第3位に。これは『アバター』『タイタニック』に次ぐ記録。
8位『激突!』
評価:A 4.05
- 「地球最後の男オメガマン」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの短編小説を当時25歳のスティーブン・スピルバーグがTV用に監督したサスペンス・アクション。
- 知人から借金を取り立てるためにカリフォルニアのハイウェイを南下していたデビッドは、途中で1台の大型タンクローリーを追い抜く。すると、そのタンクローリーがデビッドに嫌がらせを始める……。
ABC局のTV映画専門番組に向けて作られた作品で、撮影期間はたったの13日。
超低予算かつ2週間足らずで完成させた若き青年時代のスピルバーグ監督の手腕にハリウッドは感嘆し、彼が活躍するチャンスが劇的に増えていったキッカケともなった作品だと言えます。
7位『未知との遭遇』
評価:A 4.07
- 人類が初めて異星生命体と接触する姿を描くSF。
- UFOに遭遇するインディアナ州の電気技師(演じたのは『JAWS/ジョーズ』のリチャード・ドレイファス)の物語。
映画は『スター・ウォーズ』の数カ月後に公開されたこともあって、世界興行収入3億ドルを突破した作品。
6位『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
評価:A 4.13
- 1960年代、16歳から21歳までの間に、世界26カ国で約400万ドルを稼いだ実在の詐欺師フランク・アバグネイルの半生を描いた作品。
- 彼の若き日々を、その犯罪の裏にある破産した父親への愛も含めて、スピルバーグ監督が軽妙なタッチで描写。
- 17歳のフランク役をレオナルド・ディカプリオ、彼を追うFBI捜査官役をトム・ハンクスが演じて人気俳優が初顔合わせ。主人公の父親役でクリストファー・ウォーケンが共演。
スピルバーグは『マイノリティ・リポート』『A.I.』『プライベート・ライアン』といった、高度な専門分野を描く大作映画を撮ってきたので、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は肩の力を抜いて楽しめる作品としてぴったりです。
5位『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』
評価:S 4.24
- キリストの血を受けたといわれる伝説の聖杯をめぐって活躍するインディアナ・ジョーンズの姿を描くシリーズ第3作。
- 出演は「ワーキング・ガール」のハリソン・フォード、「プレシディオの男たち」のショーン・コネリーほか
4位『プライベート・ライアン』
評価:S 4.24
- 第2次世界大戦を題材に、過酷な戦地での男たちの友情と生き様を描いたヒューマンな戦争映画。
- 戦場の殺戮を徹底したリアルさで再現し、ドキュメンタリー映画の迫力さえ帯び話題となった。
- 出演は「フィラデルフィア」「フォレスト・ガンプ/一期一会」のトム・ハンクス、「レリック」のトム・サイズモア、「彼女は最高」のエドワード・バーンズ、「ゴッド・アーミー 悪の天使」のアダム・ゴールドバーグ、「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のマット・デイモンほか。
- 98年度(第71回)アカデミー賞最優秀監督賞(スピルバーグ)を受賞。98年キネマ旬報ベスト・テン第2位。第2次世界大戦映画の傑作のひとつであり、世界興行収入4億8100万ドルを記録した。
ノルマンディー上陸作戦を再現した『プライベート・ライアン』の、27分に及ぶオープニングシーンは何度見てもスゴイ!の一言。
映画は、オマハビーチでの激闘の後、ひとりの生き残り兵士を探すドラマに焦点があてられているんですが、トム・ハンクス、マット・デイモン、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ、ジョヴァンニ・リビシといった素晴らしいキャストが結集したこの映画はまさに傑作。
3位『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』
評価:S 4.29
- 「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスと「ジョーズ」「未知との遭遇」のスティーブン・スピルバーグが初タッグを組んだ冒険活劇。
- 第2次世界大戦前夜の1936年を舞台に、旧約聖書に記されている十戒が刻まれた石板が収められ、神秘の力を宿しているという契約の箱(=聖櫃)を巡って、ナチスドイツとアメリカの考古学者インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が争奪戦を展開する。
1936年を舞台に、十戒の石片を収めた聖櫃の在処を巡って、ナチスと対決する考古学者の物語はまさに傑作ですよね。
2位『シンドラーのリスト』
評価:S 4.31
- 第二次世界大戦中のドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1000人以上のユダヤ人を救ったノンフィクション映画。アカデミー賞を7部門受賞。
- シンドラーは工場の経営に手を出し、労働者への賃金を安く済ませるために強制収容所のユダヤ人を雇い、工場を拡大していく。ユダヤ人は、シンドラーの工場で働けている間は処刑を免れるため、多くの者がシンドラーの工場で働きたいと願い出た。
- 初めのうちはユダヤ人を労働力としてしか見ていないシンドラーだったが、強制収容所内での非情行為を目のあたりにし、徐々に心動いていく。
- シンドラーは、彼らを救うべく工場移転の名目で私設収容所を作る許可を取り、そこで働く労働者のリストを作るのだった。そのリストに載ることが彼らの生死を分ける・・・。
子供たちがトラックに乗せられ、アウシュビッツに送られるのを目にした母親たちが、自分の身の危険をかえりみずに抵抗する場面がある。しかし、それを阻止できなかった母親たちの無力感が強烈で、深く心に残った映画です。
ホロコーストに関する感動的な物語はそう多くないですが、この作品は硬派なモノクロ映画で、ホロコーストの残忍なシーンを数多く再現しています。でも残忍さだけでなく、そんな歴史における最悪の時期にさえ、真に高潔な人物が存在したことを描き出している本作品は本当に傑作!この作品で、スピルバーグはアカデミー賞作品賞を受賞し、初の監督賞を獲得しています。
1位『JAWS/ジョーズ』
評価:S 4.36
- 製作当時、弱冠27歳だったスティーブン・スピルバーグが、ピーター・ベンチュリーの同名小説を映画化し、大ヒットとなった海洋パニック。
- 海水浴客でにぎわう夏の海に、突如として巨大な人食いザメが出現。若い女性が無残に食い殺される。警察署長のブロディは海水浴場の閉鎖を訴えるが、町の財政は夏の観光で成り立っているため、意見を聞き入れてもらうことができない。すると第2、第3の犠牲者が発生し、町はたちまちパニックに陥る。ブロディは若き海洋学者のフーパーと荒くれ者の地元の漁師クイントとともに、独断でサメ退治に乗り出す。
製作過程で、機械仕掛けのサメが故障したり、悪天候だったり、実際の海で撮影する際に付き物の数えきれない懸案事項に直面するなど問題山積だった作品と聞いて、驚いたのを覚えています。
サメの襲撃シーンで流れる、ジョン・ウィリアムズによる恐怖をあおる音楽はあまりに有名ですよね、私なんかこの音楽を聞くだけで落ち着かない、というかドキドキしちゃいます。汗
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こう見ると、やっぱり彼の作品は好きなのが多い!
父の好きな映画で、小学生の時によく一緒に見ていた『インディージョーンズ』や『ターミナル』のようなハートフルな作品、『リンカーン』のようなシリアスな作品など幅の広さは流石!という感じです
そういえば、今年の3月、ディズニーが、監督スティーブン・スピルバーグ、主演ハリソン・フォードで「インディ・ジョーンズ」第5作を製作することを正式に発表しましたよね。観るのが楽しみです!