Fashion ニューヨークで話題のアスレジャーファッション編
NYで話題のアスレジャーファッション
NYのマンハッタンを歩いてると、これからジムに行くようなスポーティな服装の人を多く見かけます。
シンプルでおしゃれ、動きやすい格好、靴もスニーカーやフラットなシューズを履く人がとても多く、ハイヒールを履く女性を見かけることは少なかった気がします。
高級ブランドが多い、5番街、マディソン通りやSOHOといったオシャレスポット、カフェのテラス席はアスレジャーなコーディネートの人が多くて、とても驚きました。
そこで、今日はアスレジャーファッションについて紹介したいと思います。
Athleisure Fashionって何?
アスレジャーとは、アスレチック(運動競技)とレジャー(余暇)を組み合わせた造語(athletic+leisure=athleisure)。
休日にジムでエクササイズするようなスポーツウェアを中心に構築されたファッションスタイルで、2000年の初めにヨガブランドである「ルルレモン」が発信したスタイルが原点と言われてます。
スニーカーやジョガーパンツ、スウェットパンツをはじめ、ヨガパンツ、レギンスなどがアスレジャーを構成する有力アイテム。
また、従来のスポーツミックスよりも、よりスポーツテイストが強いことが特徴なのだそう。
アメリカのレディースファッションから火がついたトレンドだけど、メンズファッションにおいても広がりをみせています。
流行した理由(ワケ)
一般的に、アスレジャーの流行は、「いきすぎたファッションへの疲れや飽き(女性においてはハイヒール疲れ)」という世の風潮を反映していると言われてます。
従来であれば、TPOに応じた着こなしが当たり前でしたが、近年は「ジムでも街着でも対応できる」シーンレス・TPOレスな着こなしへの移行が確実に進んでますよね。
また、「華美な見た目よりも着心地の良さや動きやすさを重視する着こなし」への志向や、ライフスタイルが洗練される中で、健康への関心が高まっていることもブームを後押ししているのだそう。
NIKEやadidasといった大手スポーツブランド勢だけではなく、$400を超すレギンスが登場したり、ハイエンドなブランドが参入するホットな市場へと成長しているアスレジャーファッション。
米の有力経済誌ウォールストリートジャーナルでも、2020年の米国スポーツ衣料市場が今後5割近く伸び、1000億ドルに達すると予測されているらしいです。
ミランダ・カーなど多くの海外セレブがアスレジャーファッションに注目していて、日本では、すみれ、中村アンといったモデルたちもアスレジャーを取り入れているのが、また流行を後押ししている感じですよね。
ちなみに、日本で初めてアスレジャーを提案したのは大手アパレルのジュン。
ジュンがナイキと一緒にスタートさせたのが「ナージー」というブランドで、おしゃれなアスレジャースタイルを提案しています。
個人的にも、2020年に東京オリンピックを控えている日本でもこれからアスレジャーブームは更に加速していくんじゃないかな、と思っていて、注目してます!
もともとシンプル、カジュアル系が好きだけど、NY行ってから前以上に格好がラフになった私。
スニーカーも前以上に好きになったし、アスレジャーファッションに今更ながらハマり中です( ´ ▽ ` )