【Today's Trivia Corner】It's about "Singapore"
最強国家!シンガポールのNO.1
シンガポールといえば、どんな国だとイメージを持ってますか?
私は「経済的に豊かで、英語・中国語・マレー語など、多言語が話せる、多民族国家」だというイメージを持ってますが、実はシンガポールが今のように経済的に豊かで、発展したのはここ50年くらいのことなんです!
そこで、今回はみなさんが知ってるようで知らない、シンガポールの世界トップレベルの強みを紹介したいと思います。
奇跡の国、シンガポール
シンガポールが1965年8月9日にマレーシアから追放されたばかりの頃、土地もない、食料もない、技術もない、水もない、人口もない、軍事力もない、とにかく何もない!という絶望的な状況でした。
ところが、それからたった50年で奇跡的な発展を遂げ、これから紹介する『世界トップレベル』という輝かしい業績を築き上げました。
世界大学ランキング アジア第1位!
『QS University Rankings: Asia 2016』『THE Asia University Rankings 2016』というものがあるんですが、両方でシンガポール国立大学(National University of Singapore:NUS)がアジア第1位に輝きました!
ちなみに、東京大学は『QS University Rankings』では13位、『THE Asia University Rankings』では7位でした。
TOEFL iBTランキング アジア第1位!
出典: https://www.ets.org/s/toefl/pdf/94227_unlweb.pdf
シンガポールでは、小学校から英語+各自の民族語(華人は華語、マレー系はマレー語、インド系は主にタミル語)を習得することが義務付けられています。
マレーシアから分離独立後、厳しい環境にあった(香港の経済誌に『未来のない都市国家』だと揶揄されたほど)シンガポール人は、小国が生き残るためには英語を習得する必要があると考え、必死に英語を勉強したんです。というのも、外資の誘致をする上で、英語は必須だと考えたから。
ちなみに、、
小さな島国であるシンガポールは、いざ攻撃を受けた場合に備えて軍事力の強化にもかなり注力しています。
ビジネス環境ランキング 世界第1位!
世界銀行が毎年発表する『 Doing Business 2016』で、シンガポールが世界第1位を独占し続けてます。
ちなみに、香港は世界第5位、マレーシアは世界第18位、日本は世界第34位。
駐在員にとっての生活環境ランキングアジア第1位!
MERCERの『2016 QUALITY OF LIVING RANKINGS』によると、多国籍企業が従業員の国際人事異動を考慮する際に最適な都市として、アジアの中ではシンガポールが1番とのこと。
知り合いが数人シンガポールにいますが、環境は最高だけど、生活費・家賃が高くて大変だと言ってました。会社から海外赴任手当が相当額でれば、住みやすい環境かもしれないですね。
汚職のないクーリンな国ランキング アジア第1位!
トランスペアレンシー・インターナショナルという機関が、『Corruption Perceptions Index 2015』において、シンガポールがアジアで最も汚職のない国だと発表していました。
ちなみに、世界でみるとシンガポールが世界第8位、日本と香港が世界18位。
シンガポールは官僚の給料をかなり高くして、賄賂や汚職をしなくてもよいクリーンな環境を整えてきたので、それが功を奏したのかな。
国際競争力ランキング アジア第1位
世界経済フォーラム(WEF)が発表した『Competitiveness Rankings 2015-2016』でシンガポールが世界第2位(アジア第1位)を獲得しています。
ちなみに、世界第1位はスイス、日本は世界第6位。
知的財産保護に優れた国ランキング アジア第1位!
世界経済フォーラム(WEF)が発表した『Global Competitiveness Index (GCI)のIntellectual property protection』部門でシンガポールはアジア第1位(世界第4位)、日本は世界第6位にランクイン。
空港ランキング世界第1位!
出典
SKYTRAX社が毎年発表する『Rating of the World’s Top 100 Airports from the customer nominated 2016 World Airport Awards』で、シンガポールのチャンギ国際空港が4年連続1位と獲得しています。
チャンギ空港には、映画館、プール、シャワールーム、バー、植物園まであります。
ちなみに、羽田空港は4位、香港国際空港は5位、関西空港は9位、成田空港は11位でした。
エアライン満足度ランキング 世界第1位!
リクルートが運営するAB-ROADによる『エアライン総合満足度ランキング2016』でシンガポール航空が5年連続で世界第1位を獲得しています。(リクルートが運営するところが出しているので、結果は少し日本視点かな?)
他に、イギリスのSKYTRAXによる『The Top 10 Airlines of 2015』では、シンガポール航空がエミレーツ航空、カタール航空に次いで世界第3位だと評価されています。
物流のサプライチェーン評価ランキング アジア第1位!
世界銀行が発表した『Connecting to Compete 2016 Trade Logistics in the Global Economy The Logistics Performance Index and Its Indicators』によれば、シンガポールはアジアで最も物流サプライチェーンが優れていると評価されました。
世界全体で見ると、シンガポールは世界第5位、香港が世界第9位、日本が世界第12位です。
寝不足な国ランキング 世界第1位!
アメリカのミシガン大学が、100か国の平均睡眠時間を調査したもの(『A global quantification of “normal” sleep schedules using smartphone data』)あるんですが、それによると、シンガポールと日本が一番短いらしい。
安全な都市ランキング アジア第2位
イギリスのThe Economistが発表した『THE SAFE CITIES INDEX 2015』で、世界第1位が東京、続いて世界第2位がシンガポール、世界第3位が大阪でした。
生活費ランキング 世界第1位!
イギリスの調査機関であるThe Economist が『Worldwide Cost of Living 2016』においてシンガポールが3年連続で世界一生活費が高い都市だと発表しています。
ちなみに、東京は世界第11位でした。
世界金融センターランキング アジア第1位!
Z/Yen Groupによる『Global Financial Centres Index 19 (2016)』で、世界1位のロンドンに続き、ニューヨーク、シンガポール、香港、東京の順となりました。
長年ロンドン、ニューヨーク、香港というのが定番でしたが、今年ついにシンガポールが香港を追い越したんです。
幸福度ランキング アジア第1位!
Sustainable Development Solutions Networkというところが『World Happiness Report 2016(世界幸福度報告書2016)』において、シンガポールがアジアの中でも最も幸福度の高い国だと発表。
世界全体では、シンガポールは22位で、1位はデンマーク、日本は世界第53位でした。
世界幸福度報告書とは?
国連とコロンビア大学が設立したSDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)が出している報告書。
幸福度を、社会をより健康に、より効率的にする手段として、幸せの質を数値化したもので、157カ国を対象に、一人当たりの国内総生産(GDP)、社会的支援、健康寿命、社会的自由、寛容さ、汚職の無さなど、6要素を手掛かりに幸福度を調査しているそう。
参考にしたブログ(世界幸福度ランキング2016(World Happiness Report 2016)日本53位 – Nobuyuki Kokai Blog)
世界最強のパスポートランキング アジア第1位!
ヘンリーパートナーズが毎年発表する『Visa Restrictions Index 2016 』によると、日本とシンガポールのパスポート保有者は世界173カ国にビザなしで入国できるそう。この数は世界第5位でアジアでは第1位なんです(世界第1位はドイツの177カ国)。
ちなみに2015年の外務省の「旅券統計」によれば、パスポートを持っている日本人の割合はたったの約25%と、イギリスの約60%、カナダの約70%に比べるとかなり低いですよね。
もっと海外に旅に行こう!
「最高のバー」ランキング アジア第1位!
『ASIA’S 50 BEST BARS 2016』でシンガポールの『28 Hong Kong Street』がアジアNo.1に選ばれました。東京の『High Five』が第3位にランクインしてます。