SOS!! 街路樹を守り隊
300本の街路樹の伐採計画
『trees』というサイトで読んだ記事です。
千代田区内の3つの通りで、300本の街路樹の伐採計画があります。白山通り、明大通り、神田警察通りで合計300本の街路樹が伐採対象になっています。目的は、自転車道整備や電線の地中化です。いづれもオリンピックを見据えた開発計画です。たった2週間のオリンピックのために、何十年もそこに根付き街の空気を浄化してきた街路樹を伐らねばならないのでしょうか?
お恥ずかしながら、読むまで知りませんでした。
街路樹伐採予定の通りは『白山通り』『明大通り』『神田警察通り』の3つだそうです。それぞれの通りを詳しく説明すると、
白山通り
神保町交差点から水道橋駅までつづく通りで、都道・都庁第一建設事務所の管理。
明大通り
お茶の水駅から駿河台交差点までつづく通りで、区道・区役所道路公園課の管理。
神田警察通り
雉橋から神田駅までつづく通りで、区道・区役所道路公園課の管理。
東京に住んでいたら、何度かは通ったことのある通りだと思います。
一概に『良い・悪い』と判断できませんが、この記事を読んだ時はとても衝撃を受けました。
特に神田警察通りについては、
自転車道整備のための工事。西端(学術情報センターと共立講堂の間)は樹齢100年近いイチョウの大木32本とプラタナス5本がある。 7月に工事計画を掲示して間もなく、伐採のため枝を半分程度落とした。幹を伐る直前に市民に発見され問題が顕在化した。区議会議員や住民には全く伐採が知らされていなかった。現在は工事を中断しているが、区役所の暴力といえないか。
なのだそうです。
うまく言えませんが、東京オリンピックはとても嬉しいニュースですし、世界に日本を知ってもらう良い機会だと思います。個人的にも、東京オリンピックはとても楽しみです。
でも、『樹齢100年近い街路樹が、わずか2週間の東京オリンピックのために、300本も伐採されてしまう』というのは、とても心が痛みます。
日本を知ってもらう良い機会だからこそ、『緑豊かな地域環境がある東京』ということを世界にアピールしてほしいと思ってしまいます。
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